あらゆるものは生命の意識を広げるために存在する
- 2019.11.30 Saturday
- 00:01
瞑想とは、あなたの奥深くに眠る宝、つまり自己を愛するという宝を解き放つための道である。瞑想をする時に、自分の不完全さを否応なく見なければならないという困難に出会うこともある。だがそれは過渡的な状態である。それは生命の力が石化してしまっている領域である。
.
この力が解放されると、それは再び祝福に満ちて喜びとともに流れるようになる。あなたの内なる存在に耳を傾けなさい。それはあなたの意識的な心よりも賢明である。
.
瞑想についていえば、どのような状況であろうと構わない。音楽を聴きながら、静かな散歩であれ、おいしい食事のひと時、部屋を照らし出す炎の灯り、ろうそくの灯り、愛する人と手をたずさえながら。どのようなことであれ、あなたの存在の喜びの中心に、錨(いかり)を下ろすことであれば、そして知性がもたらす雑音を無視できるようなことであれば。
.
形にこだわり過ぎる人がいる。瞑想の形は、この地上を歩く人の数と同じだけ存在する。誰でも、自らの内なる静けさの中に、内なる真実の中に、自分にできるやり方で入っていくべきである。内なるこの光は、あなたが生まれながらに持っているものだ。それはあなたの存在のエッセンスと魂の叡智への鍵である。
.
瞑想を行なう時には、その静かな時間を「開いた扉」と見なしなさい。その扉を通って、あなたはより明るい光の中へ、自己と現実についてのより拡大された知覚の中へ入っていく。定義とは、物事を明快にするためのものであり、それに捉われるためにあるのではない。それを忘れてはいけない。
.
自らが広がり始める入口にくると、知性的な心がついていけなくなる時がくる。それをコントロールしていなければならないと思うと、この意識の拡大が目指しているものを制限してしまうことになる。
.
最終的に、あなたが知的な心を超えてその彼方へと進む時、あなたは魂の心(ソウルマインド)に触れることになる。魂の心は、瞑想で広がった意識に対して、形と実体と、意味と関係性を与えることができる。
.
あなたは自分の最も深い部分において、憧れたり、求めたり、ただ”在る”部分にに触れることによって祈る。その部分に自らを語らせなさい。それは言葉よりもむしろ、言葉にならない言葉である。
.
憧れそのものが生命の祈りだ。「神よ、再びあなたと一つとなるために、故郷に帰りたいのです」。祈りにやり方はない。祈りはただ存在する。それはあなたの内なる”一なるもの”の部分である。それは故郷への道の一部だ。だからあなたの好きな方法で祈りなさい。
.
祈りとは、あなたが故郷と結ばれていることを確認するようなものである。自分の故郷が存在することを確かめるためだけに。祈りとはそのようなものであり、それは故郷への電話である。
.
あらゆるレベルの理解と教えを、あなたはこの世界で利用することができる。この世界は、あなた自身が惹かれるものに、耳を傾けることのできる場所である。それに惹かれることがなくなってきたら、別の形の教えを探しなさい。
.
あらゆる国にいて、あらゆる信仰の中にいるまことの霊的な教師は、人類の意識を、個人的にも集合的にも、一人ひとりの「内なる神」へと導いてゆくという、大いなる目的のために働いている。
.
あなたの心を、神的なものの導きにゆだねなさい。だがそれは川の流れに漂う一枚の木の葉のように受動的にではなく、川の流れをリードする水先案内人のように喜ばしい深さを保ち、流れにのって速やかに流れていきながら、なおかつ自分の舟に責任を持っていることである。
.
あなたは自分の心、自分の愛、これが自分だという感じをしっかり経験して初めて、広がった直観知に触れることができる。そうでないとあなたは直観を得ようとして自分の心を失うことになりかねない。あなたがその力を得て深めていったとしても、愛をなおざりにするとしたら、あなたはいったい、何を手に入れたことになるのか?
.
あなたが本来の自分の心を保っているなら、何も失うものはない。だが心を失ってしまったら、いったい何を得られるというのだろうか?
.
人生におけるあらゆるものは、生命の意識を広げるという目的のために存在している。自分のどのような小さな一部でも、失なうということはない。その小さな部分を少しずつ光に変えていきながら、やがて全存在が光となる。
.
だがこれは非常にゆっくりとしたプロセスである。あなたという意識はひと月前と同じところに立っていると感じるかもしれないが、そうではない。あなたはひと月分の意識的経験を積み、そして以前よりも目覚めた存在になっている。
.
私がこれを言うのは、あなたが失望しないためである。努力を怠ることを勧めているのではない。努力に対して意識的であればあるほど、成長は早くなる。
.
.
エマヌエルのメッセージ
- -
- comments(0)
- -