「内なる神」を宿す自分を信頼して生きる
- 2019.05.31 Friday
- 00:01
西洋社会には東洋の古代思想を魔術だと毛嫌いし、それを拒否することが正しいと誇る傾向があるが、本来魔術というのは精神の力の悪用にほかならない。今日、最悪の魔術が使われているのは政治の分野である。人類史上、これほどまでに精神の力を誤用している時代はない。
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人間の有する強い精神力を正しく使い、政治を担う者たち一人ひとりが、自分の内に「活動する神」が存在すると自覚し、宇宙生命エネルギーである神の本質、真理を理解すれば、自分自身の解放だけでなく、政界にも真の自由と正義がもたらされる。そうなって初めて我々は、至る所に「活動する神」が存在する世界、本来の世の中を体験できるはずだ。
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今起きていることは太古の時代、古代エジプトで起きたことである。精神の力を不適切に使用する者たちは、自分自身を不和の責め苦に縛りつけており、その結果、転生に次ぐ転生から逃れられなくなる。
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次のような態度で臨んでもらいたい。「私は善である神以外の何ものからも制約されず、私は常に宇宙生命エネルギーである神に支配される存在である」 そして心を鎮める習慣を身に着けてほしい。1日の内に3、4回は唯一の生命エネルギーである至高の存在を内に感じる時間を取り、外的自己つまり表面意識である低次の自己を落ち着かせる。それだけで内面からエネルギーが供給される。
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まずはその命じ方と体内のエネルギーコントロールを学ぶこと。落ち着いたエネルギーを必要とするならば、あなた自身が心を落ち着かせる。逆に活動的なエネルギーがほしければ、自分が活動的になる。常に注意を払って物事に向き合い、それに振り回されずに自分でコントロールする。それ以外の何ものでもない。
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好ましくない習慣を維持し続けるのは、もはや用をなさない古着をはおり続けるのに等しい。学習者は他人が古着を取り去ってくれるのを待つわけにはいかない。それは自分で脱ぎ捨てるしかなく、自分以外にそれをできる者はいないのだから。
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この教えの実践においてあなた方はエネルギーの放射を受け、それぞれの内に潜む偽りの部分をまず表面化させた上で、それを焼き尽くすという形を取る。だが自分にとって好ましくない物事に過剰に意識を向けず、ネガティブな事柄が自分の意識において結晶化せぬよう注意すること。
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正しく機能しなかった事をいつまでも考え続けるのは、愚行以外の何ものでもない。それよりは人類が何世紀にもわたって築いて来た「限界の数々」を、意識と努力によってわずか数年で解き放っていく方が試してみる価値がある。これを素晴らしいことだとは思わないだろうか?
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意外に思うかもしれないが、物事への執着を取り除くのに、しばしばユーモアの精神が即効性を発揮する。楽観的で笑いを伴う感情から放たれるエネルギーが、好い結果を誘発する例は少なくない。
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人間の抱えるマイナス面の課題に真剣に取り組む場合、「ゆるしの法則」に頼ることになる。つまり自分が過去に創造したすべての負の部分を「紫の炎」で焼き尽くし、しがらみから解き放つ。「紫の炎」は出来事を変容させる「活動している神」であると覚えておいてほしい。変幻自在なエネルギーである神は、あらゆる行動の中にも存在している。
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何か建設的なことをしたいという感情や衝動に駆られた時には、まずはその意志を保ち、行動し続ける。たとえ天が落ちて来ようとも、やり遂げる気概で取り組みなさい。その後は、自分の思いが実現するかどうかといった疑いが、意識に入り込まぬよう努めなさい。それはいかなる形であろうともだ。
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学習者が知識の上でしかこれらの事について知らないうちは、不成功につながる要素や悪条件を思い描いてはいけない。その行為が失敗すると解っていればなおさらである。人々がこの「意識に潜む敵」を克服したがらないのは、私としては実に信じ難いことだ。今自分が解き放ちたいと思っている過去のネガティブな出来事や感情を、わざわざ蒸し返すのを止めぬ限り、その者に真の勝利が訪れることは決してない。
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我々マスターと呼ばれる者の任務の一つは、学習者に「受容」の意味を理解させ、そのための知識や手段を伝授することだ。たとえばある人が意識で何かを受け入れる。彼の関心がそこに向けられることで、意識と対象物が一体化する。つまり人の精神が物事や状態を受け入れるのは、当人が自分を取り巻く世界において命じた、あるいは強いた結果である。たとえ見聞きした対象がどんなものであっても、そこに関心が留まる限り、何らかの形で自分の意識と対象物が一致し、受け入れた状態だと言える。
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たとえばガラガラヘビを目にした人が、わざわざ咬まれるために近づいて行くだろうか? そんな話は聞いたことがない! けれども過去の嫌な思い出や苦い経験に意識を向ける時、あなた方は自らガラガラヘビにあえて近づくのと同じことをしているのだ。そしてこのような癖は自分がその対象を受け入れた、過去の特定の瞬間を引きずっているに過ぎないということだ。
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人間の生命には内なる神のエネルギー「私は(在る)」による活動と、表面的自己による活動の二つがある。内なる神の活動は完璧な計画に則っているので、表面的自己がそれに従う限り問題はないが、それが外部からの要因に左右されると問題が生じることになる。
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あなた方の脳裏に何らかの建設的イメージが浮かんだ場合、それ自体が一つの現実になる。つまりそれを思い起こすごとに、当初は単なるイメージに過ぎなかったことが何度も脳裏に刷り込まれることにより、終には完全に現実化する。そのために意識上昇すると、自分の内なる神をより具体的に認識できるまでになり、どんな場合であっても神髄である神から自分に降り注ぐ光線を目にし、肌で感じることが可能となる。
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人間の表面的自己は、自分の不完全な五感で感じられる物事だけを信じたがるが、学習者はそれと同じくらい神の完全性を信頼するよう努めてほしい。これは、常に自分自身を信頼するようにという意味でもある。その上で絶えず次のように考える癖をつけてほしい。「この活動をさらに推進するために、教えられたこと以外に自分には何ができるだろうか?」と。
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マスター サンジェルマンのメッセージ
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