自分という「今」この瞬間のパワー
- 2019.02.28 Thursday
- 00:15
現在、過去、未来という区別がひどく頑固な幻想に過ぎないという、アインシュタインの言葉が正しいとするならば、どうして私たちの感性はそれを察知できないのでしょうか? その答えは、どのように私たちがこの世界と折り合うために育てられて来たかに関係しています。
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私たちは幼児の頃より、因果関係の中で物事を考えるように条件づけられてきました。もしあなたが世界の探索を始めたばかりの子どもと数分でも一緒に過ごせば、「ダメよ! そんなことしたら○○」と繰り返し子どもに注意する親の言葉を聞くことになるでしょう。因果関係は常に明確です。それはもし○○をすれば、△△が起きるだろう、というものです。
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私たちはこうして、原因と結果の思考の枠組みを植え付けられてきました。つまり言葉を習い、世界に存在し始めた瞬間から、すべての情報を直線的に認識するように訓練されて来たのです。そしてある出来事から次の出来事へと移り変わる様子を観察しました。成長するにつれて、ますます原因と結果の信念を強め、世界により深く関与するようになります。そして「かつて」が「今」をつくることが、当然のこととして考えられるようになるのです。
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ですが成人した今では、どのように世の中を認識するのかは、自分で決めることができると知りました。私が提案しているのは、因果律の鎖をゆるめることです。これから述べることを考えてみてください。過去は現在をつくり出してはいません。現在が、過去と未来をつくり出しているのです。現在こそが、私たちが実現化力を持つ、唯一の瞬間なのです。
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セス(ジェーン・ロバーツによってチャネリングされた存在)が言うように、「現在こそが(力を行使できる瞬間の)力点なのです」。私たちは変えることができないような不幸な過去の出来事に、ただ翻弄されるだけではありません。すべての瞬間の間に連続性はありません。過去のあらゆる瞬間も、未来のあらゆる瞬間も、同時並行的に「今」に存在しているのです。
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過去を振り返る時に、あなたの信念に沿って信念通りに動いている頭が、筋書き通りの結末を立証できるように、辻褄の合う出来事だけを選別しているのです。その時の気分によって、あなたの人生の物語のニュアンスや詳細、レッスンは変化します。それは、ある出来事に対する異なる解釈のすべてが、異なる現実を持っているのです。
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つまり、あなたの過去の物語で、固定化されたものは一つもないのです。それはあなたの現在の解釈次第で、いくらでも過去は書き換えられるのです。私たちの記憶は移ろいやすく、消えていくと言います。私たちが認識できていないのは、現在の思考としてのすべての記憶は、「ある可能な過去」への解釈に過ぎないということです。同様に現在の思考は、私たちがこれから体験する「可能な未来」への道をいくらでも変えてくれるのです。
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ですが、過去の結果として現在があるのではない、ということがどうしてあり得るでしょうか? なぜなら熱いストーヴに手を触れれば火傷するということは誰もが知っているのですから、そうですよね? でも正確に言えば、私たちがストーヴに触れた経験をするのは「今」の瞬間です。次の「今」に何を体験するのかは、私たちの条件付け次第ということです。
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真っ赤に焼けたストーヴに触れたという現実の後には、二つの異なる現実があります。一つ目の現実は、「手に火傷(やけど)をする」というものです。二つ目は「火傷をしない」という現実です。つまり、どんな未来を体験するかということを瞬間的に決めるのは、その瞬間の私たちの信念や思考、感情なのです。私たちはいずれの選択もできますが、すべては無意識で行なっています。それはほとんど瞬間的と言ってもいいでしょう。
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私たちは選択の瞬間に、自分がすでに持っている信念や予想に最も近い現実に引き寄せられます。けれども全体的な考え方を変え、まったく異なる人生の可能性にについて考えることができるならば、現実は変わっていくのです。次の機会に別の可能性を提示された時に、自然と新たな現実へと踏み出すことができます。当然それは自分自身の新たな信念や予想に沿った現実です。
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熱い焼けたストーヴの例は、異なる現実をめぐる無意識的な選択について示したものです。ここからは日常において、どのように意識的な選択をしながら現実を作っていくのかについて論じたいと思います。ここにおいて、出来事の間に因果関係を前提としている、私たちの信念を壊す訓練を行なうことができます。出来事の原因と結果が同じ瞬間に存在しているのですから、どちらからでも現実創造を始めることができます。
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原因から始めるとすれば、あなたにとって望ましい特定の結果に導いてくれると思えばよいのです。たとえば一生懸命働けば努力が認められて昇進し、あなたの望むような収入が得られるというものです。あるいは結果から始め、その結果を強化するような動機づけを引き寄せればよいのです。
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たとえば、人々はなりたい職業に就いたり、夢に見たパートナーと出会うなど、人生に変化が訪れると自分は幸せになれると言います。ですからそれが実現したところに立ち、たった今自分が幸せである喜びの細胞の一つ一つを感じることができれば、あなたの望む現実はずっと早く実現します。
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あなたが今の時点で想像し得る最高の自分になるために、誰かから許可を得る必要はありません。また特定の過去を経る必要もありません。(前にああだったから、今がこうというような)因果律の必要性を打破できれば、なりたい自分の波動にたった今、なることができます。しかもそこに至るまでのプロセスはいりません。なぜなら起こることと成ることは隣同士に同時に存在しているからです。
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「今の瞬間」こそが、あなたが真に力を行使できる瞬間であることを常に思い出してください。このことが真に理解できるならば、自分にとって最善の未来を、あなたは非常に力強く宣言することでしょう。あなたは現実と現実の間を素早くシフトし、「なること」に向けて意識的に自分自身に指令を出すでしょう。
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退行催眠療法セラピスト
ミラ・ケリーのメッセージ
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